このMCナイロン製の精密切削加工品は、キャビティと呼ばれる部品でt0.6という薄さでも反りもなく仕上げた切削品です。MCナイロンは通常青色ですが、このMCナイロンは導電グレードと呼ばれるもので黒色なのが特徴ですが、それよりも切削加工においては非常に反りやすいというのが難点です。さらにこの形状は厚さ0.6mmのプレートに四隅に島残し加工を行う必要があったので、普通に加工を行うと形状すらうまく出せないこともあります。
その点、プラスチック切削加工.comではMCナイロン:MC501CDR2の特性を完全に理解した上で加工段取り・プログラム作成を行って丁寧に切削加工を行っておりますので、ご覧のとおり反りなく加工を行うことが可能です。さらに、±0.05mmの寸法精度に収めていることも大きな特徴になります。
樹脂は材質によって反りやすい・寸法が変わりやすいなどの特性を持っているものもありますので、事前に当社に相談を頂ければ、どこまでが限界か、あるいはほかに適した材質のご提案など、様々な意見・アドバイスをお伝えすることが可能ですのでぜひご連絡ください。