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樹脂切削 加工事例

複合段差ゲージ

複合段差ゲージ
名称 複合段差ゲージ
加工カテゴリ 複合旋盤加工
材質カテゴリ POM
製品カテゴリ シャフト
材質 POM黒
サイズ 底部φ100×高さ100mm
寸法精度 ±0.02mm

このたびご紹介するのは、ケイプラビジョンが保有する複合旋盤加工技術で製作した、とても正確な測定治具「複合段差ゲージ」です。POM(黒)を使い、土台の直径はφ100mm、高さ100mmの大きさとなっています。この製品の一番のポイントは、寸法精度±0.02mmという、プラスチックの切削加工では非常に高い精度で仕上げていることです。この複合段差ゲージは検査に使う基準となるので少しのズレも許されないため、このような高い精度が要求されています。形状としては、直径の違う丸い柱(段差)が中心を揃えていくつも積み重なった構造となっており、それぞれの段が、異なるサイズを測る基準になります。この形全体を、複合旋盤加工機という一台の機械で、最初から最後まで一気に削り出すことで高い精度が保たれています。この複合段差ゲージの加工における最大のポイントは、複合旋盤加工機を用いることで、途中で材料を機械から外す「持ち替え」の作業が不要なことです。こうすることで、持ち替えることで起こりがちな「中心のズレ」を完全に防ぎ、正確に中心が揃ったまま加工を終えることができます。なお、ゲージのてっぺんの部分は、丸い形ではなく、別の工具(フライス)で削られて平らになっています。これも複合旋盤加工機なら旋盤加工と同時にできるため、このゲージに特別な機能(例えば、位置決めの基準など)を加えることが可能になりました。「複合段差ゲージ」は、複合旋盤加工の「ワークを持ち替えず一度に作りきる」という強みを活かし、複雑形状と高精度を両立させた製品です。複雑な部品や高い精度が必要な加工は、ぜひプラスチック切削加工.comを運営するケイプラビジョンにお任せください。

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