樹脂切削　加工事例

写真は、電子機器や医療機器に組み込まれるテフロン製のベローズ（サイズ：φ6mm×6.25mm、寸法精度：±0.05mm）です。溝幅0.25mmという加工をバリが少なく仕上げるために専用の切削工具を作成しました。熟練した加工者の技術と、この専用工具の組み合わせにより、小さなφ6の製品に、±0.05mmの寸法公差で0.25mmの溝を外径・内径両面から入れる加工は、長年の経験とノウハウによるものです。（写真右下製品は内径溝を分かり易くするため断面にしたものです。）

テフロン（PTFE）のような高機能樹脂の精密部品加工において、「バリの発生」や「寸法精度の維持」という課題に直面し、最適な加工先を見つけられずにいるお客様は少なくありません。テフロンは耐薬品性や耐熱性に優れる反面、その柔らかく粘りやすい性質から、切削時にバリが出やすく、微細加工の難易度が非常に高い素材です。株式会社ケイプラビジョンは、この問題を長年の経験と技術力でお客様の要求に応える精密切削加工を提供しています。お困りごとをお持ちの企業様は、ぜひ一度ご相談ください。