この球体は、当社の旋盤加工機で切削加工を行った、PP(ポリプロピレン)製のΦ41の球体です。加工精度も0~0.05に収まっているのでほぼ真円球となります。この様な真円球の切削加工を旋盤加工のみで行うには治具の発想力が重要(特にどうワークを保持するか)ですが、プラスチック切削加工.comでは今までの豊富な加工知識や経験から最適な治具を設計・製作出来ますのでこのような形状にも対応することが可能です。樹脂の切削加工の形状でお困りの場合は是非お問い合わせください。
なお、PPの切削加工で達成できる寸法公差は、一般的には±0.1程度です。なぜなら、PPは樹脂の中でも比較的柔らかい素材であり、加工精度が出しにくいからです。高精度な切削加工品が必要な場合は、PPではなく、PPSなどを選択されると良いと思います。