樹脂は、材料の寸法規格を抑えた上で設計するとコストダウンになります。
今回の例でいうと、超高分子量ポリエチレンの材料規格は1000mm×2000mmで流通しています。
1030mmだと長手方向にしか材料が取れず、材料余りが発生して高くなってしまいますが、長さを1000mmにすることができれば幅方向に材料が取れるので無駄が無くなります。
実際コストは、25%~30%削減することができお客様にもメリットをご提供することができました。
今回取り上げたのは超高分子量ポリエチレンですが、例えばMCナイロンであれば500mm×1000mmなど様々な規格が存在し流通しているので、設計される皆様だけではご判断しづらい部分だと思われます。
そのため、プラスチック切削加工 .comを運営するケイプラビジョンでは材料規格に合わせた寸法のご提案をさせていただきますので、少しでもコストダウンをお考えの際はぜひご相談ください。