この製品は、空圧で送られてくる建築材料と水を内部で混ぜ合わせる「混合装置」としての役割を担っています。材質には、超高分子量ポリエチレンを採用しています。
もともとお客様が使用していた製品は一体構造で、製品中央部に材料を流し、一か所から水を注入する方式で混ぜていました。しかし、一か所からだと水が材料にムラなく供給できず、混ざりが悪いという懸念がありました。そのためお客様からは「製品内部で水を貯めて、混ざりを良くしたい」というご要望をいただきました。
そこで当社は、均一に材料と水が混ざるように、①インナー側に小さな穴を複数空けて混ざりやすくする、②分割構造にして内部で一旦水を貯めるという2点をご提案しました。
まず①については、インナー側に小さな穴を規則的に複数配置しました。1箇所からではなく全周からシャワーのように水が入り込むことで、材料とムラなく混ざり合う仕組みを実現しています。次に②については、複数の穴すべてに水をムラなく行き渡らせるには、一旦水を貯める必要がありました。そのため、アウターとインナーの2部品に分割し、ねじで組み合わせる構造とすることで、両部品の間にタンクのような空洞を設けています。
プラスチック切削加工.comを運営するケイプラビジョンでは、樹脂の旋盤加工およびマシニング加工はもちろん、今回のような形状・構造からのご提案が可能です。「今使っている製品の使い勝手を、もっと良くしたい」といったお悩みでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
