樹脂の場合、ベアリングを挿入する穴径公差は基本マイナスで設計・加工することが必要です。なぜなら、樹脂は金属などに比べて熱の影響を受けやすく、膨張により抜けるケースが多く見られるからです。プラスチック切削加工.comでは、公差は穴径によりますが-0.05~0.1 大きい径では-0.3くらいで加工を行っています。なお、加工においては細心の注意を払っておりますが、保管には十分注意をし高温や低温、湿度など管理できる場所での保管が必要です。
樹脂切削 お悩み相談室
樹脂ローラーのベアリングが抜けるがどうすればいいか
Q.
H7で公差も出ているにも関わらず樹脂ローラーのベアリングが抜けます。どうすればいいか?
A.