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PP(ポリプロピレン樹脂)切削加工

PP(ポリプロピレン樹脂)とは

PP(ポリプロピレン樹脂)切削加工

PPは、一般的にPP(ピーピー)と呼ばれる汎用プラスチックで正式にはポリプロピレン樹脂という名称です。PP(ポリプロピレン樹脂)の一番の特徴は軽いということです。PP(ポリプロピレン樹脂)は樹脂中最も軽い部類になり比重は0.9程度です。その他耐薬品性にも優れていて半導体や食品、医療、医薬品関連などで多く使用されています。また価格も安価であり切削加工以外に射出成型や押出成形、ブロー成型など様々な成型品にも使用される材料です。切削材では、一般品からモデル試作用途向けにガラスフィラーを充填した強化タイプや静電気対策品の導電性タイプ、また通常よりも耐熱温度をアップさせた高耐熱タイプなどがありますが、今一番注目されているのが食品用途向けに開発され青色に着色をしたブルーPPです。吸水率の高いMCナイロンに代わる素材として今後の成長が見込まれます。

当社のPP(ポリプロピレン樹脂)切削加工が選ばれる理由

バリの少ない切削加工はお任せ!01

プラスチック切削加工.comは、PPの切削におけるバリレス加工を得意としております。バリが出ない加工方法を吟味した上で、その形状に最適なメーカー材料を選定することでコスト・バリレスを両立しています。お客様に喜んで頂けるPP切削品をご提供いたします。

反り・歪みのないキレイな加工を実現!02

PPは反り・歪みが発生しやすい材質ですが、反り・歪みを抑える加工方法を採用した上で、その形状に最適なメーカー材料を選定することで反り・歪みを抑えながら切削加工することが可能です。

高精度加工もご相談ください!03

PPの高精度切削加工もお任せください!樹脂の中では柔らかく精度が出しにくいPPですが±0.05mm以下でもご相談ください。ご要求精度により、用途に応じた別材料のご提案もさせて頂いております。

PP 加工事例

PP 豆知識

PEEK・PTFE・MCナイロンばかり使用していませんか?PPを上手に活用してコストを抑えよう!

何でもかんでもPEEK・PTFE・MCナイロンばかり使用しておらんじゃろうな?むやみにこれらの樹脂材料を選定していると、無駄な材料費がかかっているかもしれないぞ!そこで、今回は、これらの樹脂材料の代替品として使用することもできるPPについて紹介するぞ!このPPを上手に活用することで、コストを抑えた設計が可能となるんじゃ…

2022年2月時点 切削用プラスチック材料の入手・価格情報

プラスチック博士じゃ。樹脂材料の入手が今までにも増して困難になって来ておる。そこで最新の状況をレポートしてみたぞ。入手が出来ない材料で設計して後で困らないように、しっかりとこのブログで『情報を入手』してくれ!!(byプラスチック博士)     昨年9月にも同様に樹脂材料の入手・価格情報についてお伝え…

2021年9月時点 切削用プラスチック材料の入手・価格情報

プラスチック博士じゃ。さいきんプラスチックの在庫がないとか騒いでいるのぅ。「テフロンの在庫ある?」という問合せもよくもらうので、いま(9月25日時点)の最近の情報を伝えるぞ。(byプラスチック博士)     樹脂・プラスチックの業界は、景気や受注変動の影響をよく受けやすく、過去も半導体業界が忙しくな…

樹脂の導電性・帯電防止の違いとグレード選定のポイント

基本的に樹脂は絶縁物です。しかし、用途により静電気の防止やホコリの不着などを防ぐ場合には、”導電性”と”帯電防止”の樹脂・グレードを使用することが一般的です。 皆様はこの”導電性”と”帯電防止”の違いはご存じでしょうか? 樹脂に詳しい方でも明確な違いが分かる方は少ないのではないでしょうか。 そこで、今回は導電性・帯電防…

樹脂(プラスチック)レールとは

樹脂製(プラスチック)レールの素材と言えば、超高分子量ポリエチレン(UHMW-PE、タイバー、ソリジュール、ニューライトなど)ですが、ほかにもPOM(ポリアセタール)やMCナイロン(モノキャストナイロン)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)など、使用される樹脂素材は沢山あります。しかしメインはやはり超高分子量…