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プラスチック切削加工.comを運営するケイプラビジョンでは、マシニングセンタ、旋盤加工機をはじめとし様々な加工設備を保有しています。そんな当社が保有する設備の中でもヤマザキマザック製 複合旋盤（INTEGREX j-200S）は、旋盤加工と5軸マシニング加工を兼ね備えた設備で、当社の主力機器といえます。当記事では、そんな当社の複合旋盤加工機に焦点を当て、ご紹介したいと思います。
特長1.多面加工
複雑形状の製品を加工すると、旋盤加工機にて加工を行った後、マシニング加工機にてマシニング加工を行う必要があります。さらにその上、加工面を変更するたびにチャッキングし直すことが必須でどうしても加工工程が多くなります。一方で、複合旋盤（INTEGREX j-200S）では、一台で旋盤加工・マシニング加工を行うことができ、ワンチャックで多面加工を行うことが可能です。これにより、複雑形状の製品であっても、工程ごとのチャッキング作業が少なく、工程集約による加工時間短縮・ワンチャック加工によるバラツキ低減・精度向上を実現することができます。
特長2.斜め加工
縦型マシニング加工機では斜め加工を行おうとすると、専用治具が必要となり、治具製作など余分な作業が増えます。これにより、加工コストアップのみならず、精度低下にもつながる恐れがあります。一方、複合旋盤（INTEGREX j-200S）では、5軸加工の機能があるため、治具なども必要いらず、容易に斜め加工を行うことができます。これにより、加工コスト削減・精度向上を実現できるのです。
特長3.バーフィーダー搭載による連続加工
当社が保有する複合旋盤（INTEGREX j-200S）には、バーフィーダーを取り付けております。このバーフィーダーにより、材料供給を自動化しており、材料供給～表加工・裏加工～完成品の取り出しまで完全自動運転で行うことができます。複雑形状のワークや角物ワークであっても、量産対応できる加工体制を整えております。
複合旋盤（INTEGREX j-200S）による加工事例
当社がこれまで複合旋盤により手掛けてきた加工事例をご紹介します。是非、詳細をご確認ください。
PP 複合旋盤加工品（治具）
こちらは、PPの切削加工品です。6方向全てから、穴加工や溝加工が施されています。また、底面には穴が2つ開いています。非常に複雑な加工ですが、これまで培ってきた樹脂切削に関するノウハウ・知見をフル活用し、高精度に加工を行っています。
PP 複合旋盤加工品（試作品）
このポリプロピレン製の切削加工品は、当社が保有するマザック製複合旋盤加工機：INTEGREXの能力をフル活用した当社の切削加工技術PR用の加工品です。外周部はペンタゴン形状でノズル加工を各面施しており、裏面より貫通しています。
POM 複合旋盤加工品（ストッパー）
このストッパーは、プラスチック切削加工.comが保有する複合旋盤で切削加工を行った、POM-NC製の切削加工品です。マザック製複合旋盤加工機：INTEGREXを使い、ストッパー加工に必要な旋盤加工やミーリング加工を、Y軸を使って工程集約し納期短縮やコストダウンを実現しています。
角物・複雑形状のワークの切削加工もお任せください！
今回は、当社が保有する複合旋盤（INTEGREX j-200S）についてご紹介しました。プラスチック切削加工.comを運営するケイプラビジョンでは、複雑形状の樹脂部品の切削加工を得意としております。多品種小ロット・試作から量産まで幅広く対応しておりますので、お困りの案件がございましたら、お気軽にお声がけください。
